タイトルの通りですが、看護師を目指すにあたって社会人から目指すのはまったく遅くありません!
ましてや30、40代でも看護学校に通うのは珍しくありません!
今回の記事では社会人からの看護師をオススメな理由を説明していこうと思います。
看護師になるには
看護職になるためには、法律で定められている必要な教育を受け、国家試験(准看護師は都道府県の試験)に合格し、免許を取得する必要があります。
日本看護協会より
また准看護師の場合は中学卒業後、准看護師養成所か高校の衛生看護科に入学し准看護師試験を受けます。
准看護師の場合は近年看護の専門性向上のため、養成学校の廃止や大学進学を推進していることから、少なくなっていますが、現在も全国各地で多くの人が働いています!
看護師はどのような職業?
比較的人気な職業
理由しては
- 社会貢献性がある
- 専門職としての資格がある
- 職場選択の自由度
などあります。一つずつ解説すると
社会貢献性が高い
看護師は他の医療者と共にその人の生活や命に関わる現場です。勿論責任は大きいですが、やりがいもあり感謝される場面も多くあります。
専門職としての資格がある
国家資格があることで、安定した生活をすることができます。また知識や経験を積み日々自己研鑽を行うことで、
専門、認定、特定行為看護師などキャリアアップを目指す事が出来ます。
医師の負担軽減のため医師の指導の下、一部の医療行為を行える特定行為看護師はより看護師の活躍の場を広げることが出来ます!
職場選択の自由度が高い
常に多くの看護師求人を見る機会があると思います。現在は完全な「売り手市場」です。
資格があれば、短期間のうちにすぐに転職することが出来ます。
また全国各地どこにでも医療機関はあり、住んでいる所からある程度自由に選ぶことが出来ます。
一定のスキルや経験があればさらに選択肢が広がります。
これほどある程度の給料が保証された状態で、職場を選べるというのは魅力的じゃないでしょうか♪
看護職の現状は?
看護師の数が不足している
厚生労働省が報告した「看護職員確保対策」の資料によると2025年には看護職員が約200万人が必要とされています。
しかし日本看護協会の「看護統計資料」から2019年時点の就労人数は約168万人となっています。
近年社会に対する貢献度の高い医療職は人気が高くなっていますが、少子高齢化の現代においては
「需要」に「供給」が追い付いていない状況になっています。
看護師のニーズが高まっている
以前は看護師が働くと言えば「病院」が一般的でした。
しかし高齢化社会の現在国はより在宅復帰に力を入れています。
なのでデイサービスや老人ホーム、訪問看護など事業所がますます増え、今では看護師と言えば病院だけではありません。
一般企業において定年を迎えたら、活躍できる場は少なくなると思いますが
看護師では65歳以上の方が多く働いています。(できればそこまで働きたくありませんが、、)
女性が働きやすい現場
看護の現場は女性がメインで男性看護師は約8%程度(2018年)となっています。
なので育休、産休に対するは理解・配慮・サポートが充実しています。
中には忙しい職場では当たりがきついという話が聞きますが、
一般企業と比べたらまだいい方じゃないでしょうか?
なので女性にとっては働きやすい職場でないでしょうか?
離職率について
日本看護協会による「2020 病院看護実態調査」では
看護職員の離職率は11.5% 新卒では8.6%となっています。
よく聞くのが、看護職は離職率が高いと聞きますが、
他職種は11%程度と統計が出ているので、実際高い数値ではありません。
奨学金制度も豊富!
一般的な大学や、専門学校に通う方も奨学金制度を使う方は多いですよね。
特に有名なのは日本学生支援機構が行っている奨学金制度でしょうか?
看護師学校に通うのにも利用できるものがあるので説明していきます。
- 1日本学生支援機構奨学金
- 2各都道府県による看護師等修学資金
- 3学校または養成所の設置主体による修学資金等
- 4病院主体による修学資金等
それぞれの奨学金に特徴があります
各都道府県による看護師等修学資金
各都道府県の場合は返済するもの、または定められた年数を各都道府県内の指定の病院、施設で勤務すると返済免除される
各都道府県による看護師修学資金等
学校または養成所も返済ありと、またはその運営母体が経営している病院等で指定の年数勤務すれば免除されるものもあります。
病院主体による修学資金等
よく病院等のホームページや求人サイトに看護師募集の備考欄に記載されていると思います。
金額はそれぞれで違いますが、すでに看護補助として勤務している、または看護師免許取得後その病院等で勤務することで借りることが出来ます。
これも返済義務があるものと、指定の年数勤務を条件に返済免除されるものがあります。
ただこの病院主体の奨学金のすごい所は、借りれる金額が場所によって全然違うことです。
通常は月数万円という所が多いですが、、
病院によっては、学費+学校に関わる生活費等(交通費、クラス費、試験代など)+生活費(数万~)など
破格の条件の場所があります。もちろん返済あるかないかはそれぞれですが、
これなら安心して学生生活を送れます♪
こういう所は休日などすでにその病院の職員として勤務しているため、働いた時給の給料ももらえます!
こういう条件までは求人要項に記載されていなので、周囲から聞くか、実際に問い合わせて内容を確認するかしかありません。
嘘みたいですが、医療機関とはここまで資金を投入してまでも看護師確保に必死になっています!(大体小規模の病院ですが)
私が看護学校に通っていた時は周囲の8~9割ほどはすでに就職して働いている病院から奨学金を貰っていましたよ♪
働きながらなら准看護師もアリ!
今の時代は皆な正看護師に!という時代で学校自体は少なくなっていますが、准看護師自体はまだ30万人程度働いています。
准看護学校は基本的に働きながら通う方が行く学校です。
- 全日制:週3日など
- 半日制:午前か午後
学生のほとんどは入学前、在学中に就職先の病院や施設を見つけて授業以外の日に働いて生活します。
普段から現場で働いているので患者様とのコミュニケーションも慣れるメリットがあります。また学んだ知識をすぐに目にする機会が多くあります。
准看護師資格を取ったらまず生活が保障されます。
それから時間はかかりますが、正看護師課程に進み通学や通信で資格取得をすることができます!
まとめ
まずは看護師とはどんな職業なのかを書いてきました。
そして看護学校に通ったらぜひ奨学金を活用することをオススメします!
返済免除のものは本当に生活が助かりますよ!
学費を出すからうちに来てくれ!なんて職業はあまりないと思いますよ♪