単発バイトにおける有料老人ホームでの仕事は定番であり、募集案件が多くあります。
普段介護施設等で働いたこと無い方や、バイト経験が無い方は不安な面があると思います。なので今回の記事では有料老人ホームの仕事はどのような内容なのか実際に体験した目線で書いていますので、参考程度に知ってもらえればいいなと思います。
有料老人ホームとは
有料老人ホームは介護付き、住宅型、健康型に分かれていて、施設によって入居されている方の自立度、介護度もそれぞれです。
ここでは身の回りの生活支援や介護支援、健康管理などが提供されます。主に看護師としては健康管理業務を行います。
病院と違い難しい医療処置はありませんよ。
勤務体制
入居様の人数や規模により1日の看護師の勤務人数は変わります。
通常は常勤1名+派遣1~2名で行う場合が多いです。
しかし常勤の方もお休みする日があります。なので、その時は派遣のみだったり、派遣1名しか集まらなかったという場合もあります。
なので何回も同じ場所に行っている方は少し慣れていますが、初めての現場で1名だった場合は勝手が分からないまま、一日があっという間に過ぎると思います。(そのような現場は介護士さん達が慣れているので積極的にフォローしてくれると思います。)
また業務は通常リーダー業務と処置業務に分かれていて、派遣向けに業務マニュアルが作られています。
一日の流れ
施設にも仕事内容は違いますがある1例を紹介します。
9:00~9:30 夜勤からの申し送り
9:30~11:30 VS測定 処置(軟膏塗布や清潔ケア、点眼)、血糖測定
11:30~12:30 食事介助、配薬、経管栄養 インスリン注射
12:30~13:30 休憩
13:30~15:00 VS再検、処置
15:00~17:00 看護記録、日報作成、翌日の準備
17:00~18:00 夜勤への申し送り、配薬、経管栄養、インスリン注射
他には
上記では簡単に一日の流れを紹介してきました。施設によっては多少の医療処置は増減すると思います。
また他の業務としては入浴の補助や、往診の対応、外来受診の付き添い、急変時の対応など行います。
例えば入居者様の状態が悪化した際は、提携しているクリニックや往診医に連絡・相談し指示を貰う必要があります。
まとめ
簡単にではありますが、有料老人ホームの仕事内容について紹介してきました。
常勤がいる場合は指示を受けながら動き、派遣同士ならお互い相談しながら働くことが出来ます。
しかしもし一人であった場合はリーダー業務と処置を不慣れながら一人で行うので、結構バタバタします。
特に初めての現場だと特に緊張します。実際にその日の人数は当日行かないと分からないので、その時は周りに助けてもらいながら乗り越えるしかありません。
難しいスキルは必要ないのでそんなドキドキした状況も楽しむ気持ちでぜひ挑戦してみてはどうでしょうか♪